中古ハープ販売
癒し音のおもてなし。
ハープの森で演奏するひと時を
お過ごしください。
中古ハープでSDGsに参加しよう
持続可能な未来に向けて弊社は動き出しております。中古に特化したハープの買い取りそしてメンテナンス、再販売を繰り返すことで地球環境に役立つと考えます。弊社の中古ハープをお買い上げ頂いた方も同じです。この小さなアクションが地球の未来を明るくすると信じて頑張って参ります。
ハープ業界にSDGsの流れを!
日本でも持続可能な未来を考え、中古ハープを有効活用していく時期に来ています。世界の木は年々失われ、木の価格も高騰し、10年前にに比べて新品ハープの値段はかなり上がりました。今後もこの状況が続くと予想されます。弊社では中古ハープの販売を通じSDGsに協力してきたいと思います。ここからは中古ハープをご検討頂く方に向けにガイド致しますので、少しずつ読み進めて頂きたいと思います。
中古ハープのチェックポイント!
大きな傷はついていないか
ハープは見た目も大事、傷のチェックをしてください。
傷がつきやすいところは本体の上から柱の一番上のクラウンのあたり(人より背が高い楽器なので運送時に柱の上をぶつけてしまうことがある)、チューニングピンの周辺(ハンマーの抜き挿しによってすり傷が付いたり、チューナーを左に見ながら弦を左手で弾いてチューニングするので、右手でハンマーを手の感覚でピンに挿し込まなければならず打ち傷が付いたりする)、響板のところ(最も目立つのがこの部分。ハンマーを落下させると響板の右側に打ち傷が出来る)、前足(オーケストラなどスペースの無いところだと前足を踏まれたりする。また譜面台が左側に来るのでそのすり傷が出来たりする)、後足(ハープ用のヒールを履いて演奏することも多く、靴によるすり傷、打ち傷が出来たりする)、ペダルのゴム(ゴムの角がすり減っているものは、音大経験者使用の可能性が高い)などを見てください。
新しい弦に交換されているか
新しい弦に全て交換されているか確かめましょう。
皆様ご存知のピアノの弦は40年ほど切れないと言われておりますが、ハープの弦はよく切れます。特に腸を固めて作ったガット弦は温度・湿度に敏感で、日本では梅雨の時期に弾かなくても頻繁に切れてしまいます。そのため、維持費を考えますと新しい弦に張り替えているかは大切です。
まずチェックするところとしては、弦の透明度が揃っていること(弦は作り立ては透明ですが段々と曇ってくる)、弦の表面がささくれていないこと(古い弦または過乾燥から表面がささくれることがある)などを見てください。
レバーの固さを確認してください
アイリッシュハープや小型ハープは、基本的にミとラとシだけレバーを上げて演奏しますのでその3本だけ早く緩くなりやすいです。そのためレバーを再調整して固さを一定にし直さなければなりません。
メンテナンスをしていないと、演奏中にレバーが下がってきたり、雑音の原因にもなります。ここの部分は感覚の問題なので、実際にハープに触って確かめる必要があります。アイリッシュハープや小型ハープは、レバーを触って最終チェックをする必要があると覚えておきましょう。
金属部品に錆はないか
ハープには木の部分の他に、多くの金属部品が使われています。特にハープの顔である金色のアクション部分は、人の目の高さにあり目立ちますのでチェックしたいところです。アクションの他にはチューニングピンは錆びていないか、バスのスチール弦が錆びていないか、ハトメが錆びていないかなどを見てください。またハープは金属の摩耗を防ぐために多くのグリースが使われていますが、古いグリースは錆びの原因ともなりますので、新しいグリースになっているか確認しましょう。
中古ハープ選定の知識をご案内
ハープの種類
ハープには大きく分けて二つに分類されます。一つはペダルハープもう一つはノンペダルハープです。前者はグランドハープとも呼ばれ、46弦がセミコンサート、47弦がフルコンサートと区別されています。思ったよりも縦長のものなので、たたみ一畳あれば楽に置くことが出来ます。後者のノンペダルハープ、いわゆるアイリッシュハープと小型ハープは、女性一人で運ぶこともでき携帯に便利なこと、リーズナブルで音量も小さいことから、気軽に始めたいと思っている方におすすめです。
中古ハープの価格
ペダルハープを中古で探している方の予算は、110万から130万円としている方が圧倒的に多いです。それに対して中古ハープの価格帯は少し高めの130万円から180万位が多いと思います。またノンペダルハープを中古で探している方の予算は、22万から25万円としている方が圧倒的です。それに対して、中古ハープの価格帯は、アイリッシュハープで25万から33万位、小型ハープは15万位で推移しています。これはあくまでも目安のお値段ですので、ハープの状態、年代によってはそれよりも高くなったり低くなったりします。
ペダルハープはどのメーカーのものを選べば良いか
ハープ業界の「ヤマハピアノ」に当たるのが、青山ハープになります。ほとんどの中学・高校の吹奏楽部が使用しています。メンテナンス網が唯一日本中にあり、部品供給や修理の上でも一番安心です。それに対して、他のメーカーはほぼ東京にしか代理店がありませんので、エリアによってはメンテナンスに時間が掛かり、大きな修理に至っては外国の本社工場に船便で送らなければなりません。そのことからご自宅から全く動かさない方、つまり大きな修理の可能性が無い方は外国製のペダルハープを含めてご検討頂く。逆に移動される方は、修理のし易い青山ハープ中心にご検討ください。
ノンペダルハープはどのメーカーのものを選べば良いか
ノンペダルハープは大型のものを除いて比較的国内でも修理が可能です。そのためどのメーカーでも良いと思います。弊社の過去買い取ったノンペダルハープ数を見てみますと、圧倒的に青山ハープが多く、次にサルヴィハープ、カマックハープの順になると思います。最近では多くのハーピストがいろいろなノンペダルハープの演奏をYOUTUBEにアップしております。音色やデザインなどを見て頂き、また習っている先生とよくご相談の上じっくりと決めて頂きたいです。あと大型のノンペダルハープは二台目、三台目に買うものなので、初心者の方にはおすすめ致しません。
過去どのようなハープを販売されたのでしょうか
青山ハープをはじめ、ライオンアンドヒーリー、サルヴィハープ、カマックハープを再販売してきました。製造番号が新しいものやとても古いもの、北海道や九州で買い取ったものもありました。この買い取ったハープをじっくりとメンテナンスして、ショールームに展示し、ご試奏の上購入頂く、このスタイルは今後も続けていきたいと思います。過去販売したハープについては、別のページでご覧頂けるよう一覧にしておりますのでそうぞご覧ください。
メンテナンスはどのようにするのですか
基本的にペダルハープは弦を全て張り替えてから60回程調弦を行い、約一か月かけて弦を落ち着かせます。この間に小さな傷の修理や、ペダルのフェルト交換、スロットフェルト交換、クリーニング等を行います。またアクションの動きのをチェックして、調子の悪いところを直して行きます。古いものですとお手入れに約三ケ月はかかります。またノンペダルハープは50回程調弦を行い一か月弱かけて弦を落ち着かせ、その間にレバーの調整、小さな修理、クリーニングを行います。古いもので一か月あればまとまります。